戦前日本社会事業調査資料集成 補巻(災害救助)
発行年月:2017年10月
価格:22,000円(本体20,000円+税10%)
ISBN:978-4-908926-18-1
体裁:A5判・830頁・上製・クロス装・函入
特記:社会福祉調査研究会 発行/大空社出版 発売
『戦前日本社会事業調査資料集成』全10巻は1986-95年・勁草書房刊
3・11東日本大震災以後とくに重要性が増した課題「災害救助」をテーマに、戦前期の特筆すべき記録を集成。一般災害(関東大震災)、産業・戦争災害他の重要記録・資料を収める。
本書と「別巻(調査資料文献/概要)」で、シリーズ『戦前日本社会事業調査資料集成』が全巻完結、1~10巻(勁草書房 1986-95)所蔵先には必備。
社会事業、福祉・慈善事業から経済・社会・思想・民衆・生活・医療・教育・地方・労働・貧困・災害等々、近代日本の「実態」を伝える〈調査〉史料を網羅的に解説、集成するシリーズ。
(収録内容抄)
解説 災害救助調査について:一般災害(関東大震災を中心に)・産業災害・戦争災害(寺脇隆夫)
〈一般災害〉
1.全東京集団バラック居住状態調査表(大正12)
2.罹災要救護者収容所概要(昭和2)
3.震災被害状況並救護施設概要(大正12)
4.関東震災対応施設(大正13)
5.大震災と社会事業・その一(大正15、未公刊)
〈産業災害〉
6.鉱毒地の惨状・第一篇(明治35)
〈戦争災害〉
7.罹災者の壕舎・仮小屋生活調査報告(昭和20)
8.疎開者世帯状況調査報告書(昭和20)
〈罹災救助基金法関係〉
9.罹災救助基金法施行関係資料
罹災救助基金法救助費支出方法調・1931年末頃調(未公刊)/各道府県の罹災救助基金現在高の推移・1918-39年度/罹災救助費・費目別支出額(各道府県合計額)の推移・1899-1938,41年度
【編集・解説執筆者紹介】寺脇隆夫(東京都政調査会研究員、長野大学・浦和大学教授を歴任)。
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