近現代
日本の 娯楽・遊戯大事典 全2巻
2014年12月(大空社)
知らなかった! 日本人の遊び・娯楽はこんなに豊かで、面白そう!
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NHK わたしの自叙伝 1.[政治1]蜷川虎三/藤山愛一郎
蜷川虎三(にながわ・とらぞう)1897(明治30)~1981(昭和56) 政治家 東京都出身 京都府知事7期28年
「負ける時は死ぬ時」~深川木場でガキの遊びを徹底的にやった少年時代。両親に、戦う決心をしたら死ぬまで戦えと教えられた。議会生活も「ガキどもの生活」とちっとも変らず、議会に行くのが嫌だと思ったことは無い。
藤山愛一郎(ふじやま・あいいちろう)1897(明治30)~1985(昭和60) 政治家 東京都出身 大日本製糖社長 岸内閣外務大臣
「闘病・外遊の青春」~慶應大時代に中国旅行。結核で6年にわたり療養、大学中退。人生・命について考えた。回復後ヨーロッパ外遊、自由な気質に触れる。蒋介石と会談、日中友好に尽力。
NHK わたしの自叙伝 2.[社会・実業1]むのたけじ/森恭三
むのたけじ(むの・たけじ)1915(大正4)~2016(平成28) 新聞記者・ジャーナリスト 秋田県出身 報知新聞 朝日新聞
「たいまつ新聞創刊まで」~地方局でも海外でも報道と良心との軋轢に悩む。東京大空襲で大衆の悲劇を目の当たりにし記者としての罪の意識から辞職。戦後、秋田で週刊新聞「たいまつ」創刊。反戦言論活動継続。
森恭三(もり・きょうぞう)1907(明治40)~1984(昭和59) 新聞記者・ジャーナリスト 兵庫県出身 大阪朝日新聞 ヨーロッパ総局長
「 ニューヨークで聞いた開戦」~太平洋戦争直前ニューヨーク支局員。米議会の武器貸与法案で日米関係悪化を予見。死を覚悟して過ごす日々、家族への想い、開戦に至った外交を振り返る。
NHK わたしの自叙伝 3.[社会・実業 2]扇谷正造/小林勇
扇谷正造(おうぎや・しょうぞう)1913(大正2)~1992(平成4) 評論家 宮城県出身 朝日新聞
「地方的文化人の半生」~大正デモクラシー期の東北で送った少年時代。東大新聞部での大誤報事件。戦後、「週刊朝日」の編集方針を刷新した「扇谷旋風」。「多読・乱読・雑読」の読書論を展開。
小林勇(こばやし・いさむ)1903(明治36)~1981(昭和56) 岩波書店会長・文人画家 長野県出身 岩波映画
「出版人の50年」~岩波茂雄と出会い出版が生涯の職業に。岩波文庫を創刊、ストライキ・組合とのやり取りで失意、退職。幸田露伴ら多くの作家の支えで鉄塔書院設立、再び岩波へ戻りキャリアを重ねる。
NHK わたしの自叙伝 4. [社会・実業3]石垣綾子/丸岡秀子
石垣綾子(いしがき・あやこ)1903(明治36)~1996(平成8) 評論家 東京都出身 第一次主婦論争
「大恐慌のアメリカに生きて」~大正末、自由学園卒業後に単身渡米、ニューヨークでのちの伴侶、画家・石垣栄太郎と出会う。世界大恐慌時に町工場でさまざまな国籍の人々とふれ合い、社会運動に目覚めるきっかけに。
丸岡秀子(まるおか・ひでこ)1903(明治36)~1990(平成2) 評論家 長野県出身 日本母親大会
「 胸の中に墓標がいっぱい」~養女に出され家業の農業を手伝いながら奈良女子高等師範へ。養蚕農家で女性が威張る機会を体感し、大正デモクラシー時の女子教育に違和感を感じていた。運命を切り開く力を与えることが教育の原則。
NHK わたしの自叙伝 5.[学問・研究 1]今西錦司/川喜田二郎
今西錦司(いまにし・きんじ)1902(明治35)~1992(平成4) 人類学者・登山家 京都府出身 ヒマラヤ登山 霊長類研究
「山と探検」~パイオニアワークに身を挺して飛び込む性格。探検は学問に通じる。渓流のカゲロウの観察から種としての「棲み分け理論」。樺太、モンゴル高地探検を経て哺乳類研究に転進。
川喜田二郎(かわきた・じろう)1920(大正9)~2009(平成21) 人類学・地理学者・登山家 三重県出身 マグサイサイ賞 KJ法
「ネパール山岳民族のなかで 」~住人の喜ぶ顔、それが一番の報酬。ヒマラヤ村落の困窮の解決のため11年に及ぶ技術協力。海外協力に際しての重要な心得を示し、外部からの無理解な批判に反論。