江戸時代庶民文庫 74巻 除蝗録ほか
第2期第3回(全5巻・71~75巻)配本所収
発行年月:2019年4月
価格:20,350円(本体18,500円+税10%)
ISBN:978-4-86688-074-7
体裁:A5判・420頁・上製・クロス装
【ジャンル】書名(主な作者/刊行年など)
【農業】
○除蝗録(大蔵永常作・長谷川雪旦画/文政9年)
農薬による害虫駆除法を説いた最初の文献で、駆除に効果的な鯨油の使用方法などを論じた農書。
○農業要集(宮負定雄作・平田篤胤序/文政9年)
元禄10年刊『農業全書』に漏れた事柄や同書と異なる作者の知見をまとめた農書。
○穂立手引草(酔吟子編・篠原遷外画/文政11年)
五穀や農事関連の故事、また穀類の栽培、特に選種について記した農書。
○農業蒙訓(伊藤正作/天保11年)
若狭国河原市村(現・福井県美浜町)の庄屋が先行農書の数々を参酌しながら北陸に適した知見をまとめた農書。
○農家心得種(手塚敬義/天保14年)
身近な植物・食物に関する保健衛生上の知識や心得を一冊にまとめた、簡易な農民必携・生活百科。
解題者紹介:法政大学講師、往来物研究家、往来物倶楽部代表。
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