江戸時代庶民文庫 68巻 大津絵婦志ほか
第2期第2回(全5巻・65~70巻)配本所収
発行年月:2018年11月
価格:15,400円(本体14,000円+税10%)
ISBN:978-4-86688-068-6
体裁:A5判・320頁・上製・クロス装
【ジャンル】書名(主な作者/刊行年など)
【歌謡】
○大津絵婦志(一荷堂半水/安政年間)
▽三味線の調子を派手で陽気な二上りで歌う単純簡潔な俗曲、当時の流行歌・戯歌であった大津絵節を半丁に1曲ずつ収め挿絵を添えたもの。27曲。
○どゞいつ図会(梅暮里谷峨二世/文久2年)
俗謡(都々逸)集。前半部に情歌48曲の他約70曲、後半部に小編の三味線声曲集等約30曲を収録。流派や本調子、二上り、三下りといった三味線調弦法も付記する。
○〈調子附替唄入〉端唄独稽古(光盛舎作丸/安政3年)
「光盛連」と称する端唄連を主とし、編者自身も含む十数名の作品を集めた端唄集。作品毎に作者名や住所を記す。
○哇節用集(梅暮里谷峨二世/安政4年)
女子用往来や女用文章に頻出する名歌やその他の記事、消息例文等に、端唄や都々逸を盛り込んで編んだパロディ・戯文集。
○はうた用ぶん章(梅暮里谷峨二世/安政4年)
前掲書の前半部(初編)のみを抜粋した改題本。ほとんど重複するため、冒頭部と末尾のみを収録。
○はうた手おどり稽古本(十返舎一九/江戸後期)
端唄踊りの舞踊法を図解した教則本。割注形式で仕草・動きの略注と図解を添え、曲毎(全11曲)に衣装の色を変えて見やすくする工夫も見られる。
○新ぱんはうたおどりひとりげゐこ(歌川芳晴/江戸後期)
前掲書と類似の端唄踊りの教則本だが、こちらは舞踊の図解を中心に大きく掲げ、より詳細に説明。本文末尾で舞踊稽古の秘訣も助言する。5曲。
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