江戸時代庶民文庫 78巻 古暦便覧ほか
第2期第4回(全5巻・76~80巻)配本所収
発行年月:2019年10月
価格:20,900円(本体19,000円+税10%)
ISBN:978-4-86688-078-5
体裁:A5判・440頁・上製・クロス装
【ジャンル】書名(主な作者/刊行年など)
【暦】
○古暦便覧(吉田光由/万治2年)
『塵劫記』の作者が編纂した天正4年から延宝元年までの暦。
○〈万民家宝〉増補暦之抄大成(佐藤和泉/享保元年)
陰陽道を始め日本の信仰・習俗の中で生まれた暦日の神々や暦日・方位の吉凶など暦に関する用語を網羅的に集めて解説した書。
○真暦考(本居宣長/寛政11年)
上古の暦と近世の暦の相違などを考察し、中国暦法の採用による種々の支障を指摘、日本の自然・風土に調和した日本古来の「真暦」に立ち戻るべきことを述べる。
○和漢暦原考(石井磯岳/文政13年)
「和漢暦原及ビ干支ノ来由ヲ諸子ノ説ニ較ベテ」まとめた草稿を、包山の校訂を経て上梓したもので、主に日本の暦の起源や歴史、また、干支の意味について論じる。
○暦日註釈絵抄(山田野亭作・川部天受画/弘化4年)
『大雑書』等に見える暦占関係の記事を集めて種々の図解を施したもの。
解題者紹介:往来物研究家、往来物倶楽部代表、法政大学・人間総合科学大学非常勤講師、学術博士。(原版作者は各巻参照)
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