アジア学叢書　361巻　朝鮮の経済

第52回配本「鮮満（朝鮮・満洲）編」全4巻（359～362巻）所収

編者： 鮮満研究協会／京城商工会議所

発行年月：2022年8月

価格：30,800円（本体28,000円＋税10％）

ISBN：978-4-86688-361-8

体裁：Ａ5判・570頁・上製・クロス装

特記：特記：※下記原本①～②の2点収録

統治後朝鮮の急速に膨張する商業・金融、主産業の発達の様を詳説。各種統計・数値データ多載。〔収録資料2点〕
原本①：鮮満研究協会編『朝鮮 各都邑の経済』鮮満研究協会、1926・大正15年刊（本文459頁）
原本②：京城商工会議所編『朝鮮産業経済便覧 昭和十四年版』京城商工会議所、1939・昭和14年刊（本文80頁）

①『朝鮮 各都邑の経済』
　「一般産業開拓者の手引たり羅針盤たらんとして本書を編纂せるもので…20万円以上の商取引を有する朝鮮90余個所の経済状況、預金その他の経済関係を摘記する」（第七章緒論）
（目次抄）
財政及金融/交通機関/農業/工業及鉱業/林業及水産事業/都邑の経済現況/京畿道/慶尚北道/慶尚南道/全羅南道/全羅北道/黄街道/江原道/忠清報道/忠清南道/咸鏡北道/咸鏡南道/平安北道/平安南道/市場金融の現況/貿易の趨勢/全道市場の取引概況/附録　満蒙富源の真相/南満州鉄道株式会社事業概況

②『朝鮮産業経済便覧 昭和十四年版』
「朝鮮に関する…一覧して能くその要領を捉へ得る記述…を作り、普く世に頒布する」（序）
（目次抄）
朝鮮産業経済の全貌/最近二十年間に於ける朝鮮産業経済の推移/各官民当局者（総督府官僚・銀行頭取ら6名）の昭和十四年々頭所見集/朝鮮と満洲/朝鮮と支那/首都京城の概勢と京城商工会議所