アジア学叢書 357巻 満洲建国の人々

第51回配本「満洲Ⅰ編」全5巻(354~358巻)所収

著者:鷲尾雨工

発行年月:2022年4月

価格:定価21,780円(本体19,800円+税10%)

ISBN:978-4-86688-357-1

体裁:A5判・390頁・上製・クロス装

アジア学叢書 357巻 満洲建国の人々

原本:潮文閣、1944・昭和19年刊。 
「満洲建国のことは最早厳然たる歴史的事変である。にもかかわらず、それを歴史的事実として取扱うには余りにもなまなましいのだ。…であるからこそ「満洲建国の人々」は、我等国民の情熱をきわめて熾烈に鼓舞し…」(序より)。実証的歴史小説と言われた著者の「建国史」は…当代一般の認識を代表するのか…。

著者:本名=鷲尾浩(1892~1951)。大衆文学作家。新潟県出身。小千谷中で西脇順三郎と親交あり、早大英文科では直木三十五、西条八十、坪田譲治らと同期。『吉野朝太平記』で直木賞受賞。

(目次)
駒井出盧以前/駒井の前半生/排日悔日/事変勃発/東京の空気/吉林と哈爾賓/嫩江戦/溥儀氏の天津脱出/日ソ兵形の変化/海倫への軍使/奉天省に新政権立つ/上海の青帮/建国

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