アジア学叢書 367巻 満蒙を正視して/鮮満の旅
第53回配本「満洲Ⅱ編」全5巻(363~367巻)所収
発行年月:2023年9月
価格:18,370円(本体16,700円+税10%)
ISBN:978-4-86688-367-0
体裁:A5判・290頁・上製・クロス装
「満蒙と朝鮮」は教育界が教育(学生と教員自身)のために「知るべき、辿るべき、理解すべき地」として、各地から視察隊を組織して訪れたところだった。満洲事変勃発から満洲国建国をはさみ日米開戦直前の10年で実施された団体旅誌2編を収める。
[復刻原本:(満蒙を正視して〔本文124頁・口絵写真2葉・折込大地図:満洲鉄道概見図〕)大連中等学校満蒙研究会、1931・昭和6年12月刊/(鮮満の旅〔本文127頁・口絵写真6葉〕)大場運次、1941・昭和16年7月刊]
『満蒙を正視して』 [目次抄]【詳細は「第53回配本」パンフレットに掲載】 1.満蒙の沿革 2.満蒙の権益 3.満蒙の重要性 4.満洲事変の原因 5.満洲事変の経過―事変日誌 6.皇軍の奮闘 7.満洲事変より波及したる全支の排日暴挙 8.事変と鮮人 9.事変と在満邦人の活動(青年訓練所の活動状況/少年団の活動状況/学校団体の活動状況/婦人団及女学生小学児童の活動状況) 10.満洲事変と国際関係 11.事変の拾収 附録(国際聯盟規約/九箇条約/露支同盟秘密条約/日露講話条約/満洲に関する条約、附属秘密議定書/満洲五案件に関する協約/間島に関する協約/南満洲及東部内蒙古に関する条約)
『鮮満の旅』*東京市聯合青年団皇紀二千六百年記念事業として「青年を鮮満自然の環境に接せしめ人文の現況を視察し兼ねて満洲国協和青少年運動の実際を見学し、之と交歓し併せて新東亜建設の大業に協力邁進しつつある満洲帝国に対する認識を深むる」目的で実施された記録。 [目次抄]【詳細は「第53回配本」パンフレットに掲載】東京駅発 釜山着・京城泊 朝鮮の教育及創氏令 東大門に就ての哀話 朝鮮人の風俗習慣 金剛山登山 清津 農業の現況 農村振興運動の効果 哈爾濱 伊藤博文公遭難の地 沖・横川等憂国志士の碑に参拝 松花江の明月を賞す 満洲の伝説と民謡 満人の家庭生活に関する民謡 新京 満洲国主催皇紀二千六百年祝典に参列 吉林見学・娘々廟の由来 奉天 撫順 鉱業・工業 大連 満洲の土壌と生産力 満洲国拓民事業の現状と将来 青少年義勇軍の開拓事業 旅順開城に関するステッセルの手面 都会青年と山村漁村の青年 神戸上陸・湊川神社参拝 大陸二五会 忠霊塔 満洲帝国協和会に就て
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