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第35回配本 【紀行 編】

書名 判型・頁数  著者(発行所、発行年)
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第35回
【紀行 編】
全8巻(第268〜275巻) 978-4-283-01124-3
2013年9月
118,000円
268 イラン紀行 A5判・400頁 978-4-283-01116-8 16,000円
ノーデン 著・斎藤大助 訳(東宛書房、昭和16) イギリスの地理・民俗学者による1929年の旅行記。伝承学を通じてペルシャ民族の慣習・風俗・生活をありのままに記録する。▼ペルシャを目指して・バグダッド/死骸巡礼路:スンニー派とシャー派/英国路を経てペルシャへ:油田地帯/沿岸植民地:ペルシャ湾上の英蘭謀略戦/首長と鷹/遊牧部落を訪れて/ペルシャ湾沿岸の風俗に関する一ペルシヤ人の手記/中世紀風の刑罰執行旅行/イスファハン:発祥に関する伝説、ペルシャの正月、キリスト教徒の墓地/テヘラン/露領を通過して:ペルシャに於けるロシア勢力
269 印度紀行/
セイロン紀行
A5判・330頁 978-4-283-01117-5 13,500円
ペンネル 著・柳沢保篤 訳(岡倉書房、昭和17)/レッティー 著・石久保重好 訳(岡倉書房、昭和17)を合本。 【印度紀行】著者は20余年インドに在住の英国人医師。支配者としての立場からの視察記でなく、現地人と間違えられるほど生活にとけ込み、人々の人情風俗を記録。原著1928年刊。▼ラプターナ及北部土候諸国/デリィと其帝国/北方の宗教的ロマンス/信仰の発祥地/国境山国の人々 【セイロン紀行】インド南端、現スリランカ、「真珠島」と呼ばれるセイロン島。その歴史・地誌・民族・文化・風俗・習慣・宗教・産業等と「美」を見聞記風にまとめる。▼「宝石の島」の歴史/コロンボ、ラビナ山/岩窟寺と古代都市/茶とゴム/原住民の祭事/野象狩/セイロン人とタミール人
270 スマトラ紀行/
ジャヴァ紀行
A5判・400頁 978-4-283-01118-2 15,800円
筑紫二郎 著(大仙書房、昭和18)/シェルテマ 著・高柳春之助 訳(岡倉書房、昭和17)を合本。  【スマトラ紀行】著者肩書は陸軍少佐。昭和17年3月、オランダ領から日本領となったスマトラ島全土を走り回る。土地の人の話を聞き、歴史・文化の背景から生活・産業までの現況を記録。▼東印度の侵略史/トバ湖を繞る神話/回教について/衛生について/旧蘭印時代の原住民の思想及び政治/東洋の宝庫  【ジャヴァ紀行】“じゃがたら”として日本になじみ深いインドネシアのジャワ島。著者はインド生まれ英国の大学出身。現地人、東洋人として同情の念が全編にみなぎる。▼お伽の国/豊穣の地ジャヴァ/東洋の女王/精霊の園/火山/ジャヴァの心臓/宮廷/娯楽/町の祭礼/美術工芸
271 ボルネオ紀行
その生活と資源を探る
A5判・350頁 978-4-283-01119-9 14,000円
小倉清太郎 著(畝傍書房、昭和16) 著者は医師。昭和8年、学術探検として数名を率い、首狩蛮族と恐れられていたダイヤ族とボルネオ島奥地で約50日間起居を共にした。科学者として、土俗・人類学、社会・文化的側面から複合的に捉えた未知の人間記録。▼光栄の類人猿/南洋日本人の横顔/ランダ事件の全貌/大コプアース河を遡る/首狩部落の根拠地/ダイヤの部落を覗く:大家族主義、財産、日本人観、山焼、狩猟の掟、酒造りの名人、プリミティブな音楽/ダイヤ族の母性愛/密林の奥の猟奇:鰐と迷信/奥地を去る:邦人の奮闘史/類人猿オラン・ウッタン:血液型/記録映画「バンサ」/宝庫ボルネオ
272 東印度紀行 A5判・330頁 978-4-283-01120-5 13,500円
島崎新太郎 著(那珂書店、昭和17) 著者は新聞記者。昭和15年約3ヶ月の単独旅行記。単なる印象記でなく、事実・記録を均斉のとれた描写で丁寧に書き込んでいる。▼蘭領ニューギニアの全貌:山のパプア族、邦人・蘭印の開拓事業、鉱物資源、動物、対日態度/ニューギニア跋渉記:和蘭人の移民部落、海岸の椰子林、鸚鵡の名産地、駝鳥、不法臨検/バリ島:小スンダ列島とセレベス島、蘭印唯一のヒンヅウ教国、掠奪結婚/蛮島チモール:最奥地の探検、ポルトガル領、三色湖の絶勝を探る/セレベス島:首都マカッサー、西海岸、第二の都メナド、ミナハサの大高原、日本発展の好適地
273 南方農業紀行 A5判・420頁 978-4-283-01121-2 16,200円
三木末武 著(六芸社、昭和19) 著者は中学の作業科園芸教員、昭和10年頃東京府の命を受けて行ったジャワ、マレーの熱帯農業実地調査の詳細な記録。▼馬来農業発達史:施設の組織、作物、栽培面積、果実と蔬菜、家畜と淡水魚、中央農事試験場、護謨研究所、馬来林業研究所/熱帯植物園:世界第一のボイテンソルフ植物園、昭南植物園/熱帯植物―殊に動物博物館及び奥地農園に見る動物/瓜哇、馬来邦人の農園組織及び原住民事情/東部瓜哇の邦人物産業:米、タピオカ、玉蜀黍、蓖麻、各種の豆類、タマリンド、カポックとその種子、野生蒟蒻/熱帯移住者の農業生活/熱帯作物生産過剰問題/南方開拓と教育
274 南方昆虫紀行 A5判・340頁 978-4-283-01122-9 13,800円
石井悌 著(大和書店、昭和17) 著者は農学博士。昭和3年のジャワ、マレー、セイロン、インド、フィリピンの南洋行で観察した生物の記録。題名に相違して広く動植物、農業、人類学、進化論に及ぶ。▼ジャワ昆虫雑記:トンボ、マラリヤ蚊、クロカメムシ、甲虫、蝶、カマキリ、蛾、白蟻/農林業とその害敵:稲・珈琲・茶・ゴム/ラングーン:ビルマの動植物/インド:ダーヂリン、カルカッタ/セイロン/マレーの昆虫・動物:象、犀、貘、野牛、蜥蜴、蛇、鳥類、極楽鳥、海の生物/南洋の人種/サイゴン、比島昆虫雑記/生物地理学的に見た南洋/ウワーラス/擬態
275 樺太紀行
北緯五十度の旅
A5判・380頁 978-4-283-01123-6 15,200円
若泉小太郎 著(互光社、昭和6) 昭和初年から5年間カラフトに生活し離れなくなった著者。「雪と氷の原野に熊と土人が住」み普通の人間が住めないという印象が裏切られ、「雄大で清澄な」魅力に取りつかれた。▼上野から大泊まで/泊栄鉄道/豊原町/樺太庁/邦領南樺太/内幌殖民地/水産試験場/鰊の使いは沖の鴎/水産業/冷蔵会社/売春の沿革/発動機船の初航海/西湾内沿岸/祖国を知らぬ流転の人々/国境を護る人々/海豹島/熊祭/失われゆくアイヌの遺風/亡びゆくアイヌ族の悲しい叫び/山火事/北樺太の森林/鉱業/さびれゆくロッグキャビン/山岳スキー踏破/冬の気温