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写真記録 100年前の世界 [全12巻]

■A5判/上製/ビニールクロス装/平均300頁
■全12巻揃 定価(本体150,000円+税) 
■全2回配本・分売可 各巻定価(本体12,500円+税)

■第1回配本6巻(1~6巻)定価(本体75,000円+税) ISBN4-283-00644-7 [2013年11月発行]
■第2回配本6巻(7~12巻)定価(本体75,000円+税) ISBN4-283-00645-4 [2014年5月発行]

■内藤民治編著『世界実観』全12巻(日本風俗図絵刊行会、1915-16年発行)を改題し、新たに総目次・目次索引を付した。

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感動の〈実写真〉 100年前の〈世界の鼓動〉が脈打つ!
1世紀前の世界の実態を肌身に感じる!

同時代の世界を横断的に捉えた驚嘆の記録 写真総765点収載
一人の日本人が写真と文に焼きつけた“覇権争いに沸騰する世界”

世界の鮮烈な記憶と印象 100年前の赤裸々な世界の実像が眼前に展開!

  特色
①リアル性・ストーリー性・クォリティの高さが光る写真
②同時代の世界を横断的に捉えた画期的かつ稀有な作品
③近代世界と日本を知るために不可欠な地域・テーマが精選
④多様・豊富・珍しい貴重資料写真を多数収載
⑤海外経験で得たグローバルな視野からの批評が光る解説


「全巻総目次」「目次索引」を各巻に収載
現代表記で縦横に検索・閲覧でき、現在と比較できる有用なツール
各巻紹介 ◆各国「概観」より抜粋
第1回配本6巻(第1~6巻)
第1巻 ドイツ
ISBN4-283-01170-0
1915年刊
■写真70点 〔自序〕独逸皇宮/独逸帝国議事堂/ウィルヘルム二世/ビスマルク紀念像/ベックリンの自画像/ゲルトルード・アイソルト/ワグネルの紀念像/シャロッテンブルグ王宮/ポッツダム市/ミュンヘン市/ボーン市/フランクフォルト/エムスの鉱泉場/ゲーテの旧宅/ブレメン市/莢茵(ライン)/ドレスデン宮廷劇場/クロザー離宮/ニンフの噴水/ライプチッヒ市/マインツ市 他 本文302頁
◆その執拗固着の念力は到底ドイツ人以外の国民が企て及ぶところのものではない。
第2巻 フランス
ISBN4-283-01171-7
1915年刊
■写真70点 ダ・ヴィンチの「ジョコンド」/コンコルド広場/仏国下院議事堂/ダヴィットの「サビヌ」/フオンテヌブロ宮殿/サラ・ベルナール/エトワール凱旋門/ナポレオンの寝台/ミレーの「落穂拾い」/ムーラン・ルージュ/エッフェル塔/モウパッサン/合祀廟(パンテオン)/巴里人の衣裳/ノートルダム/ロダンの「思索者」/仏蘭西人の家庭/馬耳塞(マルセイユ)/シャンパーニュ葡萄園 他 本文298頁
◆愛国心が強くて熱狂し易く、任侠を好み義烈を尚び、兼ねて又風流温雅の性趣もあるという点に於いてフランス人は実によく日本人に似ている。
第3巻 イギリス・スイス
ISBN4-283-01172-4
1915年刊
■写真70点 ●英国 国会議事堂/英国首相アスキス/印度事務省/テームズの堤岸/水晶宮/女権拡張論者/地下鉄道/セント・ポール寺院/大英博物館/倫敦塔/ウェストミンスター寺院/グリニッチの王立天文台/ヴィクトリア女皇記念像/ケムブリヂ大学 ●スイス連邦 ゼネヴァ市/ルーソーの銅像/タレーフルの氷河/モンブラン峰の絶頂/ベルンの街頭/モントルー村落 他 本文312頁
◆英国の大勢を支配する紳士的教育は、今なお優に士道の頽廃を防圧するに足り、高潔英邁の人格の英国に産るる者が比較的多いことは、否定すべからざる事実。 ◆スイスの長所は飽くまでも外来の漫遊客を牽引して、国富増殖を助長せしむるにあるというも、あながち謬見ではなかろう。
第4巻 イタリア
ISBN4-283-01173-1
1915年刊
■写真75点 サン・ピエトロ寺院/ラオコーンの群像/カラカラ大浴堂(テルメ)/羅馬演武場(コロシウム)/アッピア道/シスタイン礼拝堂/ミケランゼロの「アダムの創造」/サン・マルコ寺院と広場/ポムペイの廃墟/円形劇場(アムフィセアター)/ミラン大聖堂/ラファエルの「マリアの結婚」/フロレンス市/ダンテ誕生の家/サンタ・マリア大伽藍/ゼノア港/コロンブスの記念像/共同墓地(カンポ・サント) 他 本文324頁
◆イタリアはいたずらに過去の栄華の追憶にのみ耽って悲嘆に暮るるが如き国でない…今日のイタリアは希望に充ちたる青春の新興国である。
第5巻 ロシア
ISBN4-283-01174-8
1916年刊
■写真69点 彼得(ピョートル)大帝の騎馬像/露帝ニコラス二世/カザン大聖堂/音楽家パデレウスキー/国会議事堂/文豪ツルゲニエフ/クリミヤ半島の風光/聖バジル寺院/莫斯科(モスクワ)の戦捷門/ワルソーの王宮/文豪ゴルキー/露西亜の舞踊/キーエフ市/ソフィア大聖堂/サマルカンド市/イルクツク市/堪察加(カムチャッカ)の漁業/白夜の奇観/西伯利(シベリア)鉄道/哈爾賓(ハルピン) 他 本文324頁
◆要するに今日の露国はすべての制度組織に於て過渡の渦中に在るもので、爾後の発達如何はすこぶる聳目すべき活問題であろう。
第6巻 ベルギー・オランダ
ISBN4-283-01175-5
1916年刊
■写真66点 ●ベルギー 白耳義国王アルベール一世/マニケン噴水/リエージュ市/ワテルローの古戦場/リエージュ市/ブルージュの運河/リューベンスの「基督降架」/アントワープ/モーリス・メーテルリンク/ゴッホ筆「ガシェー博士の肖像」 ●オランダ アムステルダムの運河/海牙(ハーグ)市/レムブラントの自画像/奇習に富むマルケン島/和蘭の農村/ロイスダアルの「急湍」/ロッテルダム市 他 本文292頁
◆白耳義(ベルギー)とはそも如何なる国柄で…一言以て之を蔽えば、ベルギーとは政治上はた又地理上の移動的地域なり。 ◆オランダ人は絶対に平和的の国民であって、紛争と騒擾とを離れて自由な静謐な生涯を送ろうとする。

第2回配本6巻(第7~12巻)
第7巻 オーストリア=ハンガリー帝国・スペイン ISBN4-283-01176-2
1916年刊
■写真60点 ●オーストリア=ハンガリー 墺(オーストリア)国会議事堂/老帝フランツ・ヨーゼフ/アルブレヒト広場/デュルンスタインの古城/ワイドホーフェン避暑地/洪牙利(ハンガリー)の王城/トランシルヴァニアの風俗 ●スペイン ゴヤ筆「若き西班牙の女」/悲壮なる国技闘牛/グラナダ市/アルハムブラ/西班牙の舞踏/死の宮殿/セゴヴィア水渠/セヴェリャ大伽藍/バルセロナ市/コルドヴァの回教寺院 他 本文270頁
◆現存の独立国中最も畸形なる国家という数語を以て墺洪(オーストリア=ハンガリー)国の概念は尽くされている。 ◆西班牙(スペイン)がその進歩の途上に於て一頓挫を来していることは掩うべからざる事実。
第8巻 アメリカ合衆国
ISBN4-283-01177-9
1916年刊
■写真65点 桑港(サンフランシスコ)/加州(カリフォルニア)の巨木/偉傑ルーズヴェルト/モルモン宗大本山/大統領ウイルスン/白堊館(ホワイトハウス)/大慈善翁カーネギー/スミソニアン研究所/リンカーン奴隷解放銅像/米国の大興行サーカス/黄金の閙港ウォール街/名女優フランセス・スタア/世界最高のウールワース摩天閣/自由の神像/ナイアガラの大瀑布/勃士敦(ボストン)/ 他 本文284頁
◆欧洲大戦の勃発以来、強国ドイツの跋扈に憤慨しては、年来の平和政策を放棄して、軍備拡張、国防充実の大声疾呼ようやく全土に遍ねからんとす。
第9巻 カナダ・ラテンアメリカ
ISBN4-283-01178-6
1916年刊
■写真55点 ●カナダ ニューラウンドランド沖の大氷山/世界最大の小麦倉庫/クェベック市/加奈陀落機(ロッキー)山脈 ●ラテンアメリカ アズテック民族の石暦/ミルタの廃墟/リオ・デ・ジャネイロ市/リオの棕櫚並木/サン・パウロ市/南米のモンロー宮殿/アンデス山脈中の石室/智利(チリ)の貧乏町/インカの城址/南太平洋の鳥糞島/噴煙中のペレー嶽/ハヴァナ港/巴奈馬運河(パナマ) 他 本文252頁
◆(カナダは)今少しく文芸学術上の趣味に覚むる所があったならば、其独特の精励と自尊心と相俟って、真に理想的なる一国民を形成すべきは明かである。 ◆唯吾人の期待する所は、南米の人士がいたずらに物質文明の発達にのみ腐心せずして、更に文芸趣味に覚めんこと即ちこれである。
第10巻 スウェーデン・ノルウェー・デンマーク・バルカン半島 ISBN4-283-01179-3
1916年刊
■写真55点 ●スカンディナヴィア トックホルム市/瑞典(スウェーデン)王グスタフ五世/九百年前の盛都ヴィズビー/フョルドの絶景/北欧の文豪イブセン/夜半の日輪 ●バルカン半島 トルコ王宮/セント・ソフィヤ大聖堂/ボスフォラス海峡/メソポタミアの沃野/羅馬尼(ルーマニア)首府ブカレスト/パルテノンの古神殿/アポロ神殿の廃墟/勃牙利(ブルガリア)の農民/黒山(モンテネグロ)国王ニコラス一世 他 本文258頁
◆三国はいずれも完全なる自治権と主権とを維持して、しかもここに一のスカンディナヴィア共和国の形成を実現せしむること敢て不可能ではない。 ◆英・露・仏をその管理人として新同盟の聯合国を建設し得られるであろうが、巴爾幹(バルカン)の幸福にして光栄ある結末を与えんと努める者無きぞ是非も無い。
第11巻 インド・南洋・エジプト ISBN4-283-01180-9
1916年刊
■写真55点 ●インド 甲谷陀(カルカッタ)/耆那(ジャイナ)教寺院及び庭園/ヒマラーヤの霊峰/デリー市/詩聖タゴール/マドゥラ寺院の内廊/アジュンタ霊洞/錫蘭(セイロン)島の象群 ●南洋 シドニー市/壕州(オーストラリア)の羊毛/ジャヴァの闘虎戯/新西蘭(ニュージーランド)の噴湯/マオリ種族の児童/新嘉坡(シンガポール)/香港 ●エジプト 貴婦人の風俗/シーブズの廃墟/ラキソル古刹の石廊 他 本文252頁
◆欧洲大戦に際しては、満腔の熱誠を捧げ、忠良なる英国臣民としての義務をつくして…印度の将来は甚だ多幸多望なり。 ◆(南洋)我日本は、ここに多年の希望なる南漸主義の一大足掛りを得たが故に…。 ◆世界最古の王国も今は全く英国の領土と化して、金字塔や獅身像(スフィンクス)や古刹に古代埃及の文明を偲ぶに過ぎない。
第12巻 中国・タイ ISBN4-283-01181-6
1916年刊
■写真55点 ●中国 万寿山宮殿/天壇の霊堂/至聖廟大成殿/大総統黎元洪/荒涼たる明の十三陵/天津港/曲阜の孔夫子墓陵/霊嶽泰山/支那の演劇/西安の大雁寺/四川の塩井/広西の首府桂林/湖北の首府武昌/西湖の水色/旧都南京/揚子江/上海港/広州府広東/支那の婚儀/満洲民族/女真の古碑/喇嘛教の祭典 ●タイ 暹羅(シャム)国王マハ・ワチラウット/旧都アユティア/暹羅の演劇/水国の離宮/白象王国の貴獣 他 本文272頁
◆世界無比の老大国支那、革新せる中華民国、その将来は果していかん。 ◆毅然として白象赤色の国旗を翻し、よく独立の体面を維持して往く暹羅国の雄々しい態度。